インプラントが30年機能し続けているわけ

インプラントは何年持つの?という話がよく聞かれます。また週刊誌にインプラントをすれば骨が溶ける。と書かれているのを見て、ドキッとしたこともあったのではないでしょうか。

インプラントが長期にわたって口腔内で機能し続けていることはインプラント手術を受けた方もインプラント手術を行ったものにとってもとても喜ばしいことです。

インプラントというものがなかったならばその歯のなくなった箇所はそのまま放置するか、義歯(入れ歯)が、入ることになります。放置した場合は当然反対側のみでかむことになります。

義歯(入れ歯)を入れた場合、そこで噛めますが、自分の歯(天然歯)ほどではありません。

それに比べてインプラントは天然歯と変わらなく噛めます。実はインプラントは天然歯の1.5倍の咬合力を持つといわれています。

あとはどれほど持つのかが気になるところです。

インプラントの手術が終わったとき、このインプラントはどれほど持ちますかという質問があることがありますが、実はこのことは6歳の時、乳歯に代わって永久歯が生えてきたとき、永久歯はどれほど持つのか、と質問するのに似ています。永久歯は自然と体の中から生えてきたものですから、神様が答える事になります。多分神様はそれはあなたの心がけ次第ですよ。とお答えになるはずです。

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心がけ次第とはどんなことでしょうか。神様でない私が思うことなので完璧な答えはできないと思いますが、毎日虫歯や歯周病を治療している立場の人間からいうと、歯やインプラントの周囲に菌をためないことといえると思います。ブラッシングをよくやるということになります。

このことは口で言えば簡単ですが、実際はそうはなっていません。当医院ではインプラント手術後そのことを習慣づけることに成功しているために、長期のインプラント生存者が多いといえます。

長期にわたるインプラント生存を望まれる方は一度ご相談ください。

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