医療法人社団玉川歯科医院

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歯周病

歯周病

2025/09/19

本当は怖い歯周病

歯周病は、40歳以上の方の8割以上が感染していると言われており、生活習慣病のひとつとして位置づけられています。

歯周病の恐ろしさは、初期段階ではほとんど自覚症状がないため、進行しても気づきにくく、気づいた時には手遅れになってしまうことが多い点にあります。実際、厚生労働省が実施した歯科疾患実態調査によると、日本人が歯を失う主な原因は、歯周病であることが明らかになっています。

さらに、歯周病に悩んでいる方は、その治療の難しさを実感しているかもしれません。治療を受けても完全に治すことが難しいケースが多く、再発のリスクも高いのが特徴です。

そこで、歯周病でお困りの方に向けて、当院【玉川歯科医院】ではどのような取り組みを行っているのかをご紹介いたします。

当院が行う歯周病の検査

玉川歯科医院では、歯周病の治療を始める前に、十分な時間をかけて「歯周病の検査・診断」を行っています。
この検査・診断を徹底して行わなければ、治療計画が適切に立てられず、治療が十分に効果を発揮できない可能性があるためです。

咬合検査

「咬合性外傷」という、歯周病に似た症状の病気があります。
この病気は、治療方法が歯周病とは異なるため、適切な診断を行うことが重要です。

歯周ポケットの検査

歯と歯肉の間の溝を「歯周ポケット」と呼びます。歯周病が進行すると、歯周ポケットも徐々に深くなっていきます。この深さによって、歯周病の進行度合いを判定します。「プローブ」と呼ばれる専用の器具を歯周ポケットに挿入して、ポケットの深さを測定します。

 

  • 歯肉炎:3mm程度
  • 軽度歯周炎:4mm~5mm
  • 中等度歯周炎:5mm~6mm
  • 重度歯周炎:7mm以上

出血の検査

歯周ポケットの深さを測定する際に、出血の有無も同時に確認します。さらに、歯根の形状や歯根に付着している歯石の状態も併せて確認します。

動揺度の測定

ピンセットを用いて歯をつまみ、動かしてグラつきの程度を確認します。歯のグラつきが大きいほど、歯周病が進行していることを示します。

CT検査/レントゲン検査

CTやレントゲンを用いて、顎の骨の状態を撮影します。歯周病は顎の骨を溶かす病気のため、正確に骨の状態を把握することが非常に重要です。

CTやレントゲン検査により、肉眼では確認できない歯肉の下の骨の状態を詳しく確認できます。また、歯石の付着状況や虫歯の状態なども、この検査で把握することが可能です。

口腔内検査

お口の状態を詳しく撮影し、磨き残しや噛み合わせ、歯並び、治療後の変化などを確認します。また、バイオフィルムを採取して顕微鏡で菌の動きを実際にご覧いただくこともあります。

これらの検査結果により、患者様一人ひとりの歯周病の進行度を把握することができ、進行度に応じた最適な治療計画を立てていきます。

歯周病の治療方法

SRP

SRPは、Scaling and Root Planing(スケーリング・ルートプレーニング)の略で、歯周ポケット内にたまった歯石やバイオフィルムを取り除くことを目的としています。

歯周ポケットの内部は直接目で確認できないため、手指の感覚を頼りに治療を進める必要があります。そのため、SRPには高度な技術が求められます。当院では、経験豊富な歯科衛生士が丁寧にこの治療を行っています。

歯周外科治療

SRPを行っても歯周ポケットが残る場合には、歯科外科治療を行うことがあります。

 

歯肉弁切除

歯肉弁切除とは、歯周組織の病的な部分を取り除き、歯ぐきの形を整える歯周外科治療です。歯周ポケットを浅くすることで、プラークコントロールがしやすくなります。

必要に応じて、マイクロスコープを用いて、奥深くに付着している歯石も徹底的に除去します。

歯周病治療の流れ

玉川歯科医院の歯周病治療は、

  • 歯周病菌の数そのものを減らすこと
  • 歯周病菌が繁殖しにくい環境を整えること
  • 歯周病菌が増えないように定期的に管理すること

という3つのステップで行います。

まず、正しいブラッシング指導を通じて歯周病菌の数を減らし、次に専門的な歯石除去によって菌が繁殖しにくい環境を整えます。最後に、定期的なメンテナンスを実施し、歯周病菌の増加を防ぎます。

以下で、それぞれのステップについて詳しくご紹介いたします。

ブラッシング指導

01

歯周病菌の数を減らすための基本は、正しいブラッシング(歯磨き)です。正しいブラッシングにより、歯や歯の周りに付着したプラークを効果的に取り除くことができます。玉川歯科医院では、患者様一人ひとりのお口の状態に合わせた、最適なブラッシング方法を丁寧に指導いたします。

歯肉より上に付着した歯石の除去

02

歯の表面に付着したプラークや歯石を取り除いた後は、歯周ポケットの奥深くに付着している歯石を丁寧に除去していきます。このように、歯周病菌が繁殖しやすい部分を徹底的にクリーニングすることで、歯周病が進行しにくい環境を整えます。

定期的なメンテナンス

03

ブラッシング指導や歯石除去によって、歯周病菌が繁殖しにくい環境を整えることはできますが、時間の経過とともに歯周病菌は再び増えていきます。ブラッシングだけでプラークを完全に取り続けることは難しいのです。

もちろん、日々のブラッシングが十分に行えている方は菌の増加は緩やかですが、磨き残しが多い方では早い段階で歯周病菌が再び繁殖してしまいます。

そのため、歯周病菌の数がある一定に達する前に、定期的なクリーニングを行います。一般的な目安は3か月ごとで、ブラッシングがよくできている方は4~6か月ごとが目安となります。

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住所 : 兵庫県神戸市中央区北長狭通3丁目7−3
玉川ビル 2階
電話番号 : 078-331-4008
FAX番号 : 078-331-5252


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